2017-04-14 第193回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
話題は変わりますけれども、先日、横浜市の金沢区にあります中央水産研究所を視察をさせていただきました。ここでは、福島第一原発周辺の沖で捕れた水産物の放射線モニタリングを行っておりました。原子力事故直後は、魚検体そのままの状態から放射性物質が検出をされていた。
話題は変わりますけれども、先日、横浜市の金沢区にあります中央水産研究所を視察をさせていただきました。ここでは、福島第一原発周辺の沖で捕れた水産物の放射線モニタリングを行っておりました。原子力事故直後は、魚検体そのままの状態から放射性物質が検出をされていた。
○政府参考人(保科正樹君) 中央水産研究所も傘下にございます水産研究・教育機構と申しますけれども、この水産研究・教育機構では、東日本大震災の以前から、我が国の周辺海域における海産生物などの放射性物質の調査研究を行ってきております。この調査結果は、バックグラウンドのデータとして、例えば福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の拡散状況等の研究に貢献をしております。
その上で、中央水産研究所では、長年にわたって日本近海の放射能の蓄積されているものに関する継続的調査データがあると承知をしております。今回の原発事故後の調査データとの比較から得られた知見について、水産庁に伺います。
それについて、元中央水産研究所室長の佐々木克之氏が、「実際に短期開門調査を実施した結果、観測値は、浮泥の濃度を示す値が開門直後に高く、一週間もすると低くなっており、農水省予測は正確だった」と評価をしており、影響も小さいことが農水省の観測結果からも明らかにされているわけですね。
中央水産研究所の我が国周辺水域の漁業資源評価によれば、理想的には禁漁にすることが望ましい。そこまで落ち込んでいる。 このトラフグの資源としての悪化要因は、何が原因としてとらえてありますか。
中央水産研究所の佐々木克之さんは、この干潟に生息していたハイガイだけでも諫早湾の窒素の二二%を浄化する役割を果たしていたと試算をしています。そのハイガイが干潟で死滅をして、さらにそのほかの底生生物も死滅をしている、そういうことを考えますと、失われた二次浄化力、これはもうはるかに大きいと指摘をしておられます。
もうこれも釈迦に説法でしょうけれども、水産関係は主に九つの研究機関があるというのは御承知でしょうけれども、その中で、約四百名の研究員のうち中央水産研究所のたった九名が経営経済部研究員であって、これは二・三%、そんな程度です。都道府県では寂しい限りで、全体の千二百名の研究員の中でたった九人です。
○楢崎委員 昨年九月に発表されました、中央水産研究所の我が国周辺水域の漁業資源評価によれば、今長官も言われましたけれども、トラフグは減少の一途であって、大幅な漁獲量削減が必要であると。理想的には禁漁にすることが望ましいとまで言っているんですね。これは、フグ漁に従事する漁業者にとっては大変な死活問題になるんですけれども、資源回復の可能性について、見通しは持ってあるんでしょうか。
○政府参考人(中須勇雄君) ただいまの調査のことに関しましては、私ども中央水産研究所の横須賀支所というのがございまして、ここからこの荏原製作所のダイオキシン問題に関連いたしまして、神奈川県に対して我々としても協力する用意があるので、標本採取とかあるいは底質、水質の検査、あるいは流入河川水の挙動というか、海に行ってどういうふうに流れていくか、こういうことについて協力をする旨申し入れをいたしました。
○照井説明員 国の行政機関の移転につきましては、昭和六十三年七月の多極分散型国土形成促進法に基づく閣議決定、それから国の機関等移転推進連絡会議における決定を踏まえまして、円滑な推進に資するということで整備を行ってまいったわけでございますけれども、この中で、横浜市への移転に関しましては、平成五年度までに、先ほど御質問にございましたように、中央水産研究所、それから関東運輸局、航海訓練所の移転が既に完了しております